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クリオだより

ヘルパーが思うこと③:摂食について




弊社のヘルパーが普段の業務で考えていることや心がけていることを、率直にお話しします。第三弾は、利用者様の「摂食」についての本音です。

ご家族様や他社のヘルパー様の参考になれば幸いです。

🙂 なかなか水分を摂取していただけない利用者様には、OS-1やポカリスエットなど、味のついた飲み物や栄養ゼリー、スープなどを利用して、水に代わる形で摂取していただく工夫をしています。また、「心配しています」といった言葉をかけることで、少しでも摂取を促すようにしています。


😌 一度に多くの水分を摂るのことが難しい方には、少しずつでもこまめに水分補給をしていただけるよう心がけています。


☺️ 特養勤務のときの経験です。特養の利用者様が入院し、長期間点滴管理を受けて戻られた際、認知症が進行しており、全く食事を受け付けなくなっていました。特養では点滴ができないため、何とか食べたり飲んだりしていただけるよう取り組みました。

言葉がなかなか出てこない利用者様でしたが、毎回「何が食べたいか」「どんなものが食べたいか」を伺い、おにぎりが食べたいと言われたらおにぎりを準備するなど、希望に沿った対応を心がけました。

その結果、副食だけでなくご飯も食べられるようになり、最終的にはしっかり食事ができるようになりました。絶対に口を開けなかった利用者様が食事を取れるようになった時は、本当にうれしかったです。


😓 どのヘルパーが介助しても食事を受け付けていただけず、とても苦労しました。その後、その方は施設に入所されましたが、食事を拒否される方に食べていただくことの難しさを痛感しました。



摂食や水分補給のサポートは、利用者様の健康維持において重要な課題です。一人ひとりの状態や気持ちに寄り添いながら、少しでも食事や水分を摂取していただけるよう工夫と努力を続けています。

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