top of page

クリオだより

ヘルパーが思うこと⑪:慢性便秘の利用者様への対応

  • クリオ ラボ
  • 5月14日
  • 読了時間: 2分

更新日:5月15日

お腹を抱えている老人を思う介護ヘルパー

弊社のヘルパーが普段の業務で考えていることや心がけていることを、率直にお話しします。

第11弾は、慢性便秘の利用者様への対応と、ヘルパーの体験談をご紹介します。

ご家族様や他社のヘルパー様の参考になれば幸いです。



🙂食事量・水分量・腹筋力の低下などが原因で、ほとんどの利用者様は酸化マグネシウムを服用して排便されています。


😦寝たきりの利用者様には便秘が多く見られ、看護師が浣腸や摘便で排便コントロールを行っていることが多いです。


😐食事量の減少、ADL(日常生活動作)の低下、腹筋力や腸の蠕動運動の低下が便秘の主な原因と思われます。バランスの取れた食事と十分な水分摂取を心がけ、無理のない範囲で身体を動かしていただいたり、腹部を温めたりしています。


😯活動量や食事量の減少、加齢による消化器系の機能低下が、便秘の原因と感じられます。食事量がかなり減ってしまい、より排便が困難になっているように思います。ケアではお腹を温めてマッサージしたり、便秘解消に良さそうな食事の提供を心がけています。


😓高齢者に限らず、難病の方でも便秘で自力排便が難しい方が多くいらっしゃいます。中には「尿は取らせても便は恥ずかしいので無理」とおっしゃる方もおり、ご家族のご負担が大きくなることもあります。



慢性便秘は、利用者様の日々の生活の質を大きく左右する問題です。

私たちは、薬だけに頼るのではなく、食事、運動、そして精神的なケアを含めた総合的なアプローチで、少しでも利用者様の苦痛を和らげ、快適な毎日を送っていただけるよう努めています。



Comments


bottom of page