ヘルパーが思うこと⑯:食事介助について
- クリオ ラボ
- 10月30日
- 読了時間: 2分

弊社のヘルパーが普段の業務で考えていることや心がけていることを、率直にお話しします。第16弾は食事介助に対する実感と対策を、ヘルパーの体験談を元にご紹介します。
ご家族様や他社のヘルパー様の参考になれば幸いです。
😣 飲み込みに時間がかかる方の介助
なかなか飲み込めず、声かけや水分を挟みながらゆっくり介助することがあります。
むせても咳ができると安心します。口腔内を確認しながら介助していますが、噛まずに飲み込んでしまう方もおられ、注意が必要です。
🙂 焦らないことの大切さ
高齢や認知症で嚥下機能が落ちると、食事量や体重も減ってきます。
つい「たくさん食べてほしい」と思いがちですが、無理は禁物。
認知症の母に無理に食べさせた結果、誤嚥性肺炎になってしまったことがあり、焦らず介助する大切さを痛感しました。
🤢 口にため込む方への対応
ペースト状の食事でも口に溜め込んでしまい、進まない方がいます。
吐き出してもらい、口腔内をきれいにしてから再開する対応をしましたが、時間もかかり、ご本人が疲れてしまうため限界を感じました。
😵💫 食べ物の詰まりへの対応
施設で、認知症の方が喉に食べ物を詰まらせたことがありました。
ヘルパーが背中をタッピングし、ご本人も吐き出せたため、大事に至りませんでした。
見守りと迅速な対応の重要性を実感しました。
🫤 食べたがらない方の介助
「食べたくない」と言われる方への介助はとても難しく、時間もかかります。
声かけやリズムの工夫で、少しずつ食べていただけるよう心がけています。
🍽️ 食べやすさの工夫
細かく切りすぎたことで、かえって食べづらくなり、むせてしまったことがありました。
それ以降、自分でも少し食べてみて確認しています。
毎回緊張感をもって様子を見守りますが、無事に食事を終えていただけるととても安心します。
ヘルパーが思うこと③:摂食について もご覧ください。
摂食や水分補給のサポートは、利用者様の健康維持において重要な課題です。
利用者様それぞれの気持ちに寄り添いながら、今後もケア向上に努めてまいります。





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