弊社のヘルパーが、普段考えていることや心がけていることを率直にお話しします。 第五弾は、利用者様の「アルツハイマー病の行動異常(BPSD)」についての本音です。
どんな行動異常に関わったか、どのように対応したか…
ご家族様や他社ヘルパーさんの参考になれば幸いです。
😱冷蔵庫に靴が入っていたり、トイレに異物を流して詰まらせたりすることがありました。また、ヘルパー訪問時に利用者様が居なかった為、近所を探すこともありました。食事をしたのに「まだ食べていない」と仰ることや、入浴や排泄を拒否されることもあります。
☝️こんな時は…
利用者様を責めず、その時々に応じて冷静に対応しました。
😅利用者様に異食の傾向があり、壁紙を剥がしたり車のシートがめくれていたりすると、剥がして口に入れることがあります。ゴムなど美味しくないと思われるものでも口に入れて噛んでしまいます。
☝️こんな時は…
口をもぐもぐしているのに早く気付けるよう、常に様子を見守ります。口に入れたら即座に口腔内を確認し、吐き出させます。また、手の届くところに物を置かないようにしましょう。
😟利用者様がデイサービスから帰宅後、家族が留守のためヘルパーが対応している際に、「よそのお宅にお邪魔している訪問客」だと思い込んでしまい、「早く帰らないと…」と仰ることがあります。食事にも手を付けず、食事を勧めると「ご馳走になって良いの?」と仰ることもあります。
☝️こんな時は…
「迎えに来るまで、お茶や食事をしながらお待ちくださいね」とお声がけをしたり、
他の事に気持ちを向けるようなお話をしています。
👮♀️利用者様が家を出て帰って来れなかったり、買物に行ってお金を払わずに帰宅されたりすることがあり、何度も警察のお世話になった方がいました。
😫独居男性の利用者様が「トイレに間に合わない」と言う理由で、全裸で車椅子に座り玄関ドアの前に座っていたことがありました。リハパンを履かずに室内を移動されるので、家中が尿だらけになり、その上に新聞紙を敷かれるので後片付けが大変でした。
☝️こんな時は…
ご家族の方には、老人介護施設への入居を検討していただくことをお勧めします。今回はご家族の判断で、最終的に老人介護施設に入居されました。
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